せっかく留学に行くならそれを絶対に成功させたいと思う人も多いと思います。しかし、漠然と「英語を頑張る」「留学を成功させる」と思っているだけでは、思ったような成果を得られないかもしれません。
そこで大切なのが、具体的で達成可能な目標を設定することです。目標をしっかり作ることで、モチベーションを維持しやすくなり、留学生活を有意義に過ごせます。
具体的な例を挙げつつ解説していくので、最後までお付き合いよろしくお願いします。
留学を成功させる目標の作り方
SMARTの法則とは?
「SMARTの法則」は、目標達成率を高めるための目標設定手法で、以下の5つの要素から頭文字を取ったものです。
S pecific(具体的): 具体的であること。
M easurable(測定可能): 目標の進捗状況を測定できる指標があること。
A chievable(達成可能): 目標が現実的であること。
R elevant(関連性がある): 目標が自分自身と関連していること。
T ime-bound(期限がある): 期限を設定できること。
これをieltsで例えると….
S pecific(具体的): 「IELTSの Overall を○○に上げる」など。
M easurable(測定可能): 「週○○時間やる」「 Ieltsスコア ○○を目指す」など。
A chievable(達成可能): 「一日○○時間なら勉強できる」など。
R elevant(関連性がある): 「留学や仕事のためにはIELTSが必要」などと自身と関連づける
T ime-bound(期限がある): 「いつまでにIelts のスコア○○を達成する」など。
もっと具体的に
目標を作りたいけど具体的に一体何を目指せばいいのかわからない…という方向けの指標を作りました。
大学入学の目標スコア | 日本の有名私立大学 | 日本の国公立大学 | 海外の大学 |
---|---|---|---|
IELTS | 5.5~7.0 | 6.0~7.0 | 6.5~7.5 |
TOEFL | 72~101 | 83~101 | 87~114 |
TOEIC | 680〜860 | 740~860 | 805~ |
英検 | 準一級~ | 準一級~一級 | 一級 |
CEFR | B2~ | B2~C1 | B2~C1 |
※英検、TOEICは基本的に海外大学では非対応とされることが多いため×としています。
※稀にTOEFLのみ対応としている国公立大学があるためIELTSを〇としています。
就職活動の目標スコア | 大手日系企業 | 総合商社 | 外資系企業(金融・コンサル) |
---|---|---|---|
IELTS | 6.0~ | 7.0~ | 7.5~ |
TOEFL | 83~ | 94~ | 102~ |
TOEIC | 760~ | 860~ | 965~990 |
英検 | 準一級~一級 | 一級 | 一級 |
CEFR | B2~ | C1 | C1 |
資格だけが目標じゃない
当然ですが、英語資格を必ずしも目標にしなければいけないということはありません。
スポーツ留学であればスポーツ、音楽留学であれば音楽と様々な目標があると思います。
短期留学の方は英語の上達に時間が限られている為、別の目標を設定してもいいかもしれません。
そのうえでSMARTの法則を使って、より自分に合った目標を是非作ってみてください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?今回は目標の作り方について解説しました。
今後も留学や海外に纏わることについて発信していくので引き続きご支援の程よろしくお願いいたします。