今回はフィリピンでの交通事情、特にぼったくりについてお話していこうと思います。
筆者(フィリピン在住歴18年)が知り合いという知り合いの経験談を集めてきたので
かなり面白い記事に仕上がったと思います。最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
フィリピンに旅行に行く方、フィリピンに住みたい方など必見です。
ぼったくりはある?
あります。
そのほとんどが白タクシーとよばれる最もフィリピンで普及しているタクシーによるものです。
フィリピンのタクシーの種類がわからない読者のために、まずはタクシー事情から解説していきます。
タクシー事情
フィリピンには大きく分けて4種類のタクシーが存在します。
- 白タクシー
- KTTS プレミアムタクシー (黒タクシー)
- 空港タクシー(黄タクシー)
- Grab (配車サービス)
誤解を生まないように先に白タクの説明をしようと思います。
白タクシー
白タクシーと言っても日本での白タク(違法営業車)とは異なり、正式に営業許可を持つ合法のタクシーであり、
車体が白いことから白タクシーと呼ばれています。
ただし、ぼったくり被害の報告のほどんとは白タクシーによるものです。
黒タクシー
黒タクシーは主に空港や高級ホテル、ショッピングモールなどで見られるタクシーで割高ですが
固定料金制(配車した場合)のためぼったくり被害はほとんど無く、かつ安全な為 観光客におすすめです。
お金に余裕がある場合は乗る価値はあると思います。快適です。
※配車した場合と拾った場合によって値段がかなり変わります。
黄タクシー
黄タクシーは空港で見られるタクシーで、ぼったくり被害はやや報告されているものの
白タクシーに比べれば安全と言えます。値段は白タクシーよりかなり高いです。
配車サービス
最後にGrabという配車サービスについて説明します。
値段はやや割高ですが、アプリで事前に料金が決まるため料金体系がしっかりしていますし
何よりタガログ語や英語を喋れずとも乗車することが可能なので短期滞在者や観光客にとっては
これが一番の選択肢になると思います。
ぼったくりの実情
メーターを付けない運転手
知人と筆者の経験上、これが最もよく使われるぼったくりの手法だと思います。
フィリピンではメーターの置く場所に関するルールはあるものの
ドライバーによってはメーターを意図的に設置しなかったり、見えにくいところに置いて
到着時にメーターの電源をOFFにするドライバーが一定数存在します。
なので必ずタクシーに乗る際はメーターが必ず稼働していることを確認するようにしてください
参考画像:

←これがメーター
乗車時に先に値段を提示してくる運転手
これはぼったくりである場合と一般的な料金である場合が存在します。
渋滞している時や、目的地が遠すぎる場合などによく持ち掛けられます。
ただし、明らかなぼったくりである場合も当然存在し、観光客などは特に狙われやすいです。
ただし、最初に明示される分避けることもできるので、一般的な価格を知っていればこの場合の
ぼったくりは防ぐことができます。
遠回りしてくる運転手
渋滞している道路を避けて走行する場合は当然存在しますが、特に理由もなく遠回りされる場合もあります。
運転手にとっても初めての道だったり判断が難しい場合が存在するのでこの場合は個人の判断になります。
多くの場合は道について指摘するとその通りに進んでくれると思います。
道がわかる場合は親切に案内してあげるといいかもしれません。
レアなケース
- 勝手に有料道路を使って道路代を請求される
フィリピンにもETC道路はあり、筆者はセブ島のCCLEX大橋でぼったくりに遭いました。
黒タクシーに乗っていた時だったのでかなり驚いたのを今でも覚えています。
- 釣銭を釣り銭をちょろまかされる
ちょうどこの記事を書いた日にちょうど筆者もやられました。その手口は
“20ペソ紙幣と50ペソ紙幣が似ていることを利用して釣り銭をちょろまかす”というもので
暗がりだと見分けがつかないのをいいことに釣り銭をちょろまかされました。
こんなケースはなかなかないと思いますが、念のため頭の隅に置いておくといいかもしれません(笑)
参考画像:

まとめ
いかかでしたでしょうか?今回はフィリピンの交通事情、特にぼったくり事情についてお話ししました。
これから旅行に行く人や留学に行く人の参考になれば幸いです。
ではまた次の記事でお会いしましょう!